第11回
カール・セーガン×大平貴之

アメリカの宇宙計画の中心的役割を果たしてきたカール・セーガン。いかに感動的に、いかに魅力的に伝えるかを大切にした彼の情熱は、世界中の注目を集めるエンジニアの大平貴之に受け継がれ、プラネタリウムを通して人々に天文のすばらしさを伝えている。

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カール・セーガン

カール・エドワード・セーガン(Carl Edward Sagan, 1934年11月9日-1996年12月20日)は、アメリカの天文学者、作家、SF作家。元コーネル大学教授、同大学惑星研究所所長。NASAにおける惑星探査の指導者。惑星協会の設立に尽力。

1970年代頃までは、日本ではしばしば「カール・サガン」という表記が見られた。1970年代後半に刊行された著作の日本語訳(『宇宙との連帯』『エデンの恐竜』など)では「カール・セイガン」と表記されるようになり、「セーガン」で定着したのは1980年のテレビ番組『コスモス(COSMOS)』およびそのベースとなった書籍以降である。

学問

研究分野 天体物理学
惑星科学
宇宙生物学
研究機関 カリフォルニア大学バークレー校
スミソニアン天体物理観測所
ハーバード大学
コーネル大学
母校 シカゴ大学
主な業績 地球外知的生命体探査を推進
科学啓蒙書の執筆
無人惑星探査機計画の大半に参与
惑星協会の設立に尽力
主な受賞歴 公共の科学理解のためのカール・セーガン賞(1993年)

大平貴之

大平 貴之(おおひら たかゆき、1970年3月11日 - )は日本のエンジニア、プラネタリウムクリエイター。有限会社大平技研代表取締役。

日本大学第二高等学校、日本大学生産工学部機械工学科卒業。同大学院理工学研究科精密機械工学専攻修了。

プロフィール

1970年神奈川県川崎市に生まれる。小学校の頃からプラネタリウム作りを始め、日本大学生産工学部機械工学科在学中の1991年に、個人製作のプラネタリウムとしては前代未聞のレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」を完成させ、話題となる。同大学院理工学研究科精密機械工学専攻を経てソニーに就職するが、プラネタリウム製作にかける情熱は冷めることがなく、仕事が終わってからプラネタリウム作りを続け、1998年、当時世界最高の170万個の恒星を投影することが可能で、重量わずか30キログラムの移動式プラネタリウム「アストロライナー2(後のメガスター)」を個人で完成させた。2003年にソニーを退社しフリーとなる。2005年3月にはベンチャー企業である有限会社大平技研を設立し、代表取締役に就任。セガトイズと共同で、家庭用プラネタリウム「ホームスター」を開発した。その後もメガスターIIをはじめとするさまざまなプラネタリウムを開発・製作するかたわら、メガスターやメガスターIIを用いて自ら全国各地で投影活動を行っている。現在、東京大学特任教員、和歌山大学客員助教授も務めている。

信条は、「人間は可能は証明できるが不可能は証明できない」である。

メガスター

メガスター (MEGASTAR) は、1998年に神奈川県川崎市在住の大平貴之個人によって開発された、2004年現在世界最多の恒星を投影可能なレンズ式移動型プラネタリウムシリーズの名称。メガスターIIの3号機「コスモス」は、世界で最も先進的なプラネタリウムであるとしてギネスブックにも認定されている。

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